グラブが重くなる原因
グラブにオイルを塗りすぎてしまった…
雨や汗でグラブが濡れてしまった…
etc…
このようにグラブが重くなる原因はいくつかありますが、多くの場合は①”グラブが湿っている”、②”汚れ+オイルが堆積している”、この2つのいずれか、もしくは両方が原因です。
湿って重くなっているグラブは乾燥させることで軽くすることができます。グラブの乾燥方法は以下の記事を参考にしてみてください。
また、汚れやオイルが堆積してしまってグラブが重くなっている場合は、レザーローションやクリーナーで汚れを落としてあげましょう。
オススメはローリングスの
”卵殻スーパーレザークリーナー”
レザークリーナーの使い方は以下の記事を参考にしてみてください。
それでも軽くならない場合は…
グラブを乾燥させたり、クリーナーで汚れを落としたりしても重い場合は、最終手段としてグラブの”お湯洗い”があります。
みなさんご存知の通りグラブは革製品なので、水分は大敵です。以下の方法は「グラブがオイルや泥、カビ等でベトベト、ドロドロで重すぎる」といった場合の最終手段です。私は以前一度この”お湯洗い”をしたことがあり、大成功で今は試合用グラブにしているほどですが、革が痛んでしまう可能性もゼロではないので、”お湯洗い”を実践する場合は、あくまで自己責任でお願いします。
グラブ(グローブ)のお湯洗い
“革製品に水分は大敵”ですが、野球のグラブをお湯につけることは今では一般的になっています。
というのも新品のグラブをお湯につけて柔らかくする”湯もみ型付け”が広く浸透してきたためです。
この湯もみ型付けには賛否両論ありますが、多くのプロ野球選手が使用する久保田スラッガーのように湯もみ型付けをすることを前提として作られているグラブもあり、”湯もみ型付けをしたグラブの方が捕りやすい”という声がある以上は一概に否定はできないのではないか?と思います(革への影響がどれほどあるのかは分かりませんが)。
というワケで湯もみ型付けがOKなら”お湯洗い”もOKなのでは?という考えに至った次第です。
そのお湯洗いですが、私はグラブの紐を全て解き、芯を取り出した後にお湯(40℃くらい)に入れて柔らかいスポンジで優しく表面を撫でるように汚れを落としました。
私がグラブのお湯洗いを実践した時の画像や映像は無いのですが、ネットで参考になるような動画を探したところ、同じようなことを実践されている方がいたので下記に貼り付けておきます。
この動画では、グラブを分解せずにお湯洗いをしていますね。
(分解をした方がやりやすいですが、分解してしまうと革紐を新品にしないといけないのでお金も手間がかかります)
お湯洗いの目的は油と泥汚れの除去なので、私はお湯に中性洗剤(食器用洗剤)を入れてやりました。
コツはグラブをゴシゴシとこすらずに優しくさするように汚れを落とすことです。
洗い終わったら軽くグラブを絞って水気を切ってから、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かしましょう。
この際、食器乾燥機などを利用して乾かすのも有効です。
どうしてもグラブを軽くしたい!という方は実践してみてはどうでしょうか?
重いって何グラム?
グラブは具体的に何g以上だと重いというのはありません。というのもグラブによって元々の重さは違うからです。
小型内野手用で軽量のものだと500gを切るほど軽いものもありますが、外野手用やミットは700g以上あったりします。グラブは軽ければいいというワケではありませんから、自分に合った重量のグラブ・ミットを選ぶことが大切です(バット選びと同じです)。
そして、購入したら使い始める前に重さを測っておきましょう。
そしてその重さを基準に、できるだけその基準となる重さから重くならないようにグラブを手入れ(メンテナンス)しましょう。
グラブを重くしないための正しいグラブのお手入れ方法は以下の記事を参考にしてみてください。
また、「グラブが重くならない」と言われているオイルもあるのでこちらも参考にしてみてください。