野球グラブメンテナンス大全集

野球・ソフトボール用グラブのオイルを中心としたメンテナンス道具について詳しく紹介していきます。

レザーローションを型付けオイルとして使うことはできるのか

 

型付けの方法ってたくさんありますよね。

 

 

現在は湯もみ型付けやスチーム型付けといったものが主流となりつつありますが、オイルを塗って地道に揉んで叩くのが従来の型付けです。

 

 

オイルは型付け用オイルや固形オイルが使われるのですが、個人的にはレザーローションが良いのではないか?と思っています。

 

f:id:ys272829:20170223231457j:plain

 

というのも型付け用オイルって汎用性が低いんですよね。

 

 

例えばハタケヤマのSF-01リキッドオイル

 

 

グローブがすぐ柔らかくなると評判ですが、内容量が多く値段も約1600円と高め。

 

 

1つのグローブを型付けするのに5分の1程度しか使用しないそうです。

 

 

グラブが柔らかくなってしまえば必要のないオイルですから、グラブを1つ型付けするのに買うのももったいないですよね。

 

 

一方でレザーローションはグラブをお手入れするのに必要不可欠です。

 

価格も高くないですし、固形オイルよりも浸透性が高いので柔らかくなりやすいのでは?と思います。

 

 

実際にレザーローションの注意書きには「塗りすぎると柔らかくなります」と書いてありますよね

 

 

ですが「レザーローションなら何でも良い!」という訳ではありません。

 

 

汚れ落とし、艶出しとして定評があり、私も使っているホワイトベアーのレザーローションは、柔軟効果が控えめなので型付けには不向きです。

 

 

そこで私のおすすめはこの2つ

 

 

ミズノ レザーローション

 

 

ローリングス レザーローション

 

 

両方ともホワイトベアーのものとは違い、浸透性が高い上に動物性油脂などのオイル類が含まれていることが特徴です。

 

 

また型が付け終わった後は汚れ落とし、保革、艶出しなど様々な用途に使えます。

 

 

 

型付け用のオイルを買おうか迷われている方、レザーローションを代わりに使ってみるのはどうでしょうか?