グラブ型付けハンマーとは
グラブ型付けハンマーとは、主にグラブ(グローブ)の型を付ける時に使う木製のハンマーです。グラブハンマー、仕上げ槌、叩き棒とも呼ばれ、グラブが型崩れを起こしてしまった時の型直しなどにも使われます。
以前は型付けをする小売店や職人さんしか、持っていない物でしたが現在は多くのメーカーから販売されています。
メーカーによって形状が異なるため、物によって使い勝手が違ってきます。
そして、その形状は大きく分けて以下の3つに分類されます。
1.バット型
バット型は文字通りバットのような形をしているグラブハンマーです。小型で扱いやすく、テレビを見ながらでもパシパシとグラブの捕球面を叩けるのでとても重宝します。
私はミズノのバット型グラブハンマーを持っていますが、最近の評判や口コミによるとローリングスのグラブハンマーがとても好評のようです。
実際にゼビオで手に取ってみたのですが、適度な重さがあるのが印象的でした。重さがあるということは、それだけグラブの型付けがしやすくなるということなので、小型でありながら重さがあるのはバランスが取れているという点で「とりあえずグラブハンマーが欲しい!」という方にオススメです。
2.トンカチ型
トンカチ型もその名の通りトンカチのような形をしたグラブハンマーです。
重さがあることからグラブの型付けをする際に最も重宝されるグラブハンマーで、あの伝説の湯もみ型付け職人である久保田運動具店(久保田スラッガー)の江頭利重利さんをはじめとした多くの型付け職人がこのトンカチ型のハンマーを使っています。
しかし、このトンカチ型はバット型のハンマーとは違い、重たく操作性が良くないのが欠点です。
基本的にトンカチ型は叩き台の上などに置いて使う物なので、特にマンション住まいの方には不向きかもしれません。
3.ボール型
ボール型のグラブハンマーは木製の棒に木製もしくは硬式球が取り付けられているタイプのハンマーです。バット型と同様、扱いやすく、特にグラブのポケット形成に向いています。
このタイプのハンマーは取り扱っているお店が少ないのでネットショップで購入するのがオススメです。
オススメのグラブハンマーは…
ここまでで紹介したグラブハンマーで私が最もオススメするのは、やはりバット型のグラブハンマー。既に紹介したようにローリングスのグラブハンマーは定評があり、オススメです。
ネットでも購入することができるので、グラブハンマーの購入を検討されている方は是非チェックしてみてください。